ドロドロ血液をサラサラ血液にランクアップ!

血液がドロドロってどんな状態?

人間の身体にとって欠かせない存在の血液。
血液は、赤血球・白血球・血小板といった細胞成分と液体成分から成ります。正常なバランスであれば健康を維持できますが、量や質に異常が起こって細胞や液体のバランスが乱れた状態が「ドロドロ血液」。
不健康なイメージですが、一体どんな状態のことを指すのでしょうか?

その1、赤血球が増加
脱水症状に見られる症状で、血液中の水分が減少して赤血球が増加している状態。血液の粘性が上がって、血流が悪くなります。

その2、赤血球が硬化
糖尿病に見られる症状で、赤血球の柔軟性が失われている状態。赤血球は体中に酸素を運ぶ大切な役割を持っているので、細い血管をくぐり抜けられるしなやかさが必要です。この柔軟性がなくなると、狭い血管を通れなくなってしまいます。

その3、血小板が固まりやすい
中性脂肪やコレステロールが多かったり、水分不足や飲酒などによって、血小板同士が集まりやすくなります。血小板がくっつくことで血流が悪くなります。

とくに、血小板が固まりやすくなることは、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因となってしまいます。

血管内部の様子

ドロドロ血液の恐怖

ドロドロ血液でいることは不健康まっしぐらだということは、なんとなく分かりました。
具体的には、体調にどんな異変が起こるのでしょうか。

酸素や栄養分、老廃物などを運搬する役目の血液で、身体のすみずみまで送り届けるためには毛細血管を通らなければなりません。
ドロドロの血液では毛細血管がうまく通れないので、身体の末端まで酸素や栄養が運べなくなってしまいます。
つまり、

・手先足先の冷え
・肩こり
・頭痛
・疲れやすくなる

などの不調につながります。
さらに怖いのが心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気。ドロドロの血液によって太い血管である動脈の流れをも阻害されてしまうのです。

◇心筋梗塞とドロドロ血液の関係
糖尿病や高血圧によって動脈の血管内膜を損傷→善玉コレステロールが血管内膜に集まってコブになる→コブは破れやすく、補修しようと血小板が集まる→くっついた血小板が血流を阻害
この症状が心臓の動脈内で起こると心筋梗塞を引き起こしてしまいます。

◇脳梗塞とドロドロ血液の関係
頸動脈の中では、くっついた血小板は血小板血栓に変化→血小板血栓が脳血管をふさいで脳梗塞になる。

 

サラサラ血液にするためには

ドロドロ血液を放置していると体調がすぐれない毎日を送ることになると分かりました。
それどころか、重篤な病気の可能性をグンと引き上げてしまいます。
病気のリスクを減らして健康な身体でいるためには、サラサラ血液を手に入れること!
血液のサラサラ度を高めるためにできる生活習慣とは?

緑黄色野菜とフルーツ

1、水分摂取と食の見直し
ドロドロ血液の改善に一番大切なのは、水分を摂ることです。
日頃からこまめな水分補給を心がけることで、脱水状態を予防しましょう。マグネシウムが豊富な“にがり水”なら、ドロドロ解消にさらに効果的。2リットルの水に40ccのにがりを入れたものを、一日かけて少しずつ飲むのがおすすめです。

食事にもちょっと気を配ることで、血液サラサラを目指せます。
・お肉を食べるなら赤身
・お肉や焼くより茹でる
・焼き鶏で皮は避ける
・お酒を飲む時には水も飲む
・度数の高いアルコールは水で割る
・シメのラーメンやお茶漬けは我慢

2、生活習慣の見直し
タバコは百害あって一利なし、喫煙習慣のある人は思い切って禁煙を。周囲の人の健康も守れます。
ストレスをため込むこともドロドロ血液の原因です。ストレスをなくすのは難しくても、自分なりのストレス発散方法を見つけられるといいですね。
熱いお風呂やサウナが好き、という人も要注意です。脱水状態が進みやすくなるので、血流がにぶくなります。お湯の温度は40℃程度におさえて、入浴中の水分補給も忘れずに。

3、軽めの運動習慣が身につけば完璧
・エレベーターやエスカレーターに頼らず階段を使う
・一駅手前で降りて歩いてみる
・車よりも自転車、自転車よりも徒歩
毎日の生活に取り入れられることから始めてみましょう。
張り切って激しい運動をするのは、血液にとっては逆効果。軽めに運動を継続していくことが大切です。

「健康な血管=健康な身体」!サラサラ血液を目指しましょう。